kokudai

横浜国立大学の就職の現状はどうなっているのか
横国は経済経営理工といった実学に強く就職に強い大学ともよく言われますが、実際はどうなんでしょうか?

週刊東洋経済の記事「有名企業への就職率が高い大学」を基に見てみます


参照記事「有名企業への就職率が高い大学


2017年卒業生を対象にした「有名企業400社の実就職率ランキング」


「有名企業400社」は、日経225の採用銘柄をはじめ、会社規模や知名度、人気企業ランキングなどを参考に選定している。そうした企業への実就職率(就職者数÷<卒業生数-大学院進学者数>×100)が高い大学順にランキングにした。対象は大学通信が実施したアンケートへの回答大学568校(9月7日時点)のうち卒業生数が100人以上の大学となっている。

IMG_1311
IMG_1312
IMG_1313
IMG_1314



横浜国立大学の就職状況は?


横浜国立大学の有名企業400社就職率は34.2%となっています。総合14位、国立との比較では地方帝大や有力地方国公立、私立ではMARCH関関同立を上回る結果になっています。

ただしこのランキングは、官僚や研究者、法曹、外資企業等が加味されておらず、その点で官僚就職が最有力就職先になってくる東大や京大が下位に沈んでいますが、就職実態としてはこんな事はないでしょう。

また地方国公立大学の最有力就職先である地方公務員もカウントされていない為地方国立大が下位に沈んでいますが実態はここまで悪くないです。
公務員比率が私立大より高い国公立大学には数字が低くなりやすいランキングと言えます。
就職に強い理系のみの理系単科大学も上位に来る傾向が強いです。

また一般職やエリア総合職も入っているため、一般職で有名企業へ就職する学生の多い都内の女子大や青学大等が上位に来ていますが、総合職に限定するとランクが落ちると思います。一般的にエリア総合職や一般職の多いと言われるMARCH関関同立を就職率で上回っているので17卒で言えば、その辺りまでの私大には完勝してると言えるのかもしれません。

国公立大学の就職に限ると一橋大学と東工大の民間就職の強さが目立ちます。また理系単科大学の名工大、九工大、電通大等も就職に強いです。

その他、地方旧帝大や神戸大、大阪市立大学、大阪府立大学等も強いです。就職に関しては立地やOBの活躍も大きく関係する為、地方帝大に加え都市圏の有力国公立である神戸大や大阪市立、府立大学等が上位に来ているものと思われます。

また昨年版と比べて見ても上位大学の顔触れや数字は大きく変わっていない事がわかります

横浜国立大学の有名企業就職率は?有名企業への就職率が高い大学ランキング16卒編

比較的条件の似ている国公立大の総合大と比較すると
上から順に一橋大、東工大、国際教養大、大阪大、東京外語大、名古屋大、には大手就職率で負けており、京都大、神戸大、九州大、東北大、大阪府立大、北海道大、小樽商科大、大阪市立大、筑波大、その他地方国立大よりは就職率が高くなっています。

横浜に立地している事、実学に強い大学だと言っている事を考えるともう少し数字が高くないと寂しいですね。
来年の18卒の就職実績ではより高い順位にいる事を期待しましょう!来年の結果は2018年まで待ちましょう

ここ1〜2年で在学生の管理人が感じるくらいには、横浜国立大学ではキャリアサポートセンターを中心に自己分析会や模擬面接会といった就職イベントを充実させてきている為、そうした取り組みも数字としていずれ身を結び始めるのではないでしょうか。より一層の就職イベント充実を期待したいですね。